睡眠中に起きるわけのわからない発作(「てんかん」のようでもあるがてんかん専門医によると「てんかん」ではないという)でどこかにぶつけて抜けてしまった前歯のブリッジの治療がようやく終わった。歯が抜けると本治療までに2ヶ月待たなければならないそうだ。感じの悪い歯医者だった。もう行きたくない。
保険の差し歯は変色するし割れることもあるというので、高かったがポーセレンでやった。
歯医者はみんなそうだが、言葉の端々に、頭の悪さ、絶望的な教養のなさが滲み出る。
勉強のできるやつで歯医者になろうと思う者はいないし、できないやつでも同じ金を出すなら医者を目指すだろう。親の跡継ぎというのでなければ、よっぽどのボンクラで志も低く金儲けだけが目的の人間。
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歯なんてものは命にかかわるものでもなく、どうでもいいものだが、口は顔の目立つ所についていて表情にも関係する。歯の外観には審美的な問題がどうしてもついて回る。
本当ならどんどん抜いてしまって総入れ歯にするか全部金属でやるのが経済的なのだが、若いうちから入れ歯をしているなんてみっともないとか、やっぱり審美的な問題がつきまとうので、無理をしてもカネをかけることになる。しかし命にはかかわるものではないので保険はあまりきかない。
男ならまだいいが、女の子で歯の弱い人は深刻だろう。白い前歯を入れるために借金し、風俗で働く人も決して少なくはないのではないかと思う。
最近のニュースによれば、貧困層の子供は歯が悪いという調査があるそうだ。私は特別貧困な家庭に育ったというわけではないが、生まれつきの体質で歯が弱かったので、子供の頃から虫歯だらけだった。爪も割れやすい。そのうえ両親が田舎者で(自分たちは子供のころから田舎の健康な食事をしていて歯は健康なので)子供の歯にはまったく関心がなかった。いまの親のように子供にちょっと虫歯を見つけるとすぐに歯医者に連れて行くなんてことはまったくなかった。
そういうこともあって、私は奥歯など健康な歯は皆無だ。しかしそれでも特に不自由しているわけではない。十分に咀嚼できる。リンゴの丸かじりなどする時代ではないので、前歯などはますます「必要がない」。前歯はもっぱら審美的な理由でついているだけと言っても過言ではない。
流動食でも十分に栄養は取れる。歯医者にいじられてかみ合わせがどんどん変になっていくことの方が問題だと思う。金属の健康への影響も(都市伝説かもしれないが)なんとなく心配である。
ニュージーランドに留学していた人から聞いた話では、ニュージーランドではクラウンとか差し歯とかはまったくやらないそうで、ちょっと悪くなるとどんどん抜いてしまうそうである。そのほうがよほど健全かもしれない。
歯がないのは特に格好の悪いことではない、入れ歯は若くても良いものだ、という意識改革をしたほうが良いと思う。あれこれいじりまわずより、歯髄まで達したような虫歯は全部抜いてプラスチックの入れ歯にしたほうが安上がりだし、噛み合わせも自在で、健康にも良いだろう。
しかしそういうふうになっていかないのは、歯科医師業界の利権を守るためである。
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インプラント治療なんて、見るからに体に悪そうだ。たかが歯のために、抜いてしまえば健康になる歯の偽物を作るために、審美性だけのために、骨にまで達する危険な外科治療を、低偏差値の歯医者がするとは、常軌を逸したことではないだろうか。
歯医者の言いなりになるな! 正しい歯科治療とインプラントの危険性 (角川oneテーマ21)
今度の旅行にはアロンアルファーを持っていく。差し歯がもし外れたら(詰め物が取れることはよくある)現地の歯医者にかからず、自分で消毒してアロンアルファーでつけようと思う。以前、タイの歯医者にかかって、噛み合わせを無茶苦茶にされたことがある。