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April 21, 2017 at 02:01PM

台湾ではいつも良くしてもらっている。今日は素食で全部タダにしてもらった上、おかずをいくつかつけてもらった。最初100圓札を出すと突き返された。

ところが、食べ終わるころ、東南アジア沈没白人という感じの白人オヤジが入って来た。みんな大喜び。同じような待遇を受けていたが、その白人は最初から財布も持ってきていない。手ぶらだった。

台湾で日本人がチヤホヤされるのは、英語がまったくできない人が多いのと、東南アジアのように物価・宿代が安くないので白人沈没組がいないからにすぎない。先進国人が日本人しかいないから、日本人がチヤホヤされる。タイのように白人が多ければ、台湾もタイのようになるだろう。

東南アジアでも全面禁煙が常識 Telegramからの投稿です。 February 20, 2017 at 03:59PM

東南アジアでも原則全面禁煙が常識。原則禁煙でなければ意味がない。
「分煙」の店でも必ず煙は漏れてくる。日本の「分煙」の店の禁煙席に長くいると、衣服や皮膚がタバコ臭くなる。これは日本特有の体験と言って良い。原則禁煙の国では経験しないこと。

分煙を推進するなら、ちゃんとした分煙を:朝日新聞デジタル

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「外こもり」のコツ

外こもりに向く人向かない人、という話題がネットにあったので、私の考えを書いてみたいと思います。その前に、「ノマド」という言葉を素敵なことのように使うのは恥ずかしいのでやめたほうが良いと思う、ということを強調しておきたいと思います。「外こもり」も、出来たからどういうことではないし、恥ずかしいことでもありません。それぞれの選択です。

まず第一に重要なことは、他人と比較しないこと。他人と比較ばかりしている日本人の社会から逃げてきているのに、またそこで他人と比較するほど愚かなことはありません。「ノマドワーカー」とかなんとか、そんなクソみたいな話にとらわれるのは、他人と比較している証拠です。

第二に、日本人に近づかないこと。日本人と群れているのでは、日本を出て外にこもっている意味がありません。また、自分より立派な人に出会うことは少ないはずです。どこにいようと、結局自分相応な人間にしか会えないわけですが、自分がクズならクズとしか会えないということになります。外国人(現地人)の場合は、日本人だからとか、異文化の人だからという理由で、もしも日本人同士なら鼻にもかけてくれないような立場の金持ちが、親切にしてくれて、あれこれ世話してくれることもあります。日本人とつるんでいては、そういう出会いにも恵まれないでしょう。海外では面白い日本人に出会えるという意見もありますが、一種のエキゾチックな幻影だと思います。「背景」に騙されるのです。バックパッカーの女性がどこかに書いていましたが、インドでとっても素敵だった旅人のカレと日本で再会した時の幻滅がひどかったとか。東南アジアで群れているような、ある意味面白い日本人は、新宿4丁目の安宿街(有名ではありませんがその近辺に昔被差別部落があったそうです)とか歌舞伎町のカプセルホテルでも出会うことができるはずです。沖縄などのゲストハウスにもいるでしょう。

第三に、先のことを思い悩まないこと。これは私の課題でもあります。調子が悪い時ほど、先のことをあれこれ思い悩んでしまうのですが、まさに、我々がいくら思い悩んでも、自分の髪の毛一本さえ白くも黒くもできません。ハゲることはあるかもしれませんが。日本人は不信心者なので、今日と同じような明日があると思い込んでいます。明日も明後日もあるものだと思ってあれこれ悩んでいるのですが、今日暴走車に轢かれて死ぬかもしれません。今がわりと快適なら、そこに集中して感謝して生きるべきでしょう。しかし、本当に調子の悪い時に限って、何年も先の自分の境遇を心配して思い悩み、この当たり前のことに気づかないものです。そういう時は、そう人に言われても納得できません。

第四に、タイを避けること。タイに長期滞在して良いことは決してあません。東南アジアで外こもりなら、マレーシアをおすすめします。タイは物価が安いように見えますが、よほど節制しない限り、それほど安い生活は出来ないでしょう。マレーシアでみすぼらしい身なりをしていて、金が無いと言っていても、誰も蔑視はしませんが、タイでは貧困=前世の悪業なので、露骨に蔑視され差別扱いを受ける可能性が高いです。なかなかそれは気分の良い事ではないので、つい見栄を張ってしまう人が多いと思います。そのうえ、日本以上に日本的な日本人の群れが待ち構えています。足の引っ張り合い、見栄の張り合い、金持ちの外こもり仲間に嫉妬して殺人までする者・・・など。夜遊び文化、売春文化が根付いているので、よほど引き締めていないと夜の町にハマることになます。買春までしなくても毎晩のようにバービア通いをしていれば(チェンマイ辺りの日本人は真面目な人でもそんな生活をしているようですが)、マレーシアで普通に生活するよりずっと高く付くでしょう。また賃貸コンドミニアムは、タイよりマレーシアの方が、物件も豊富で安いのではないかと思います。(余計なサービスが付いてこないアパートがたくさんあります。プールやジム、構内食堂、キオスクは付いているのが普通)。

外こもりで無くてもいいから、家を出て、この社会から離れて自由に生きてみたい、という場合は、私も考えることがあるのですが、沖縄の離島でテント生活が一番安上がりかもしれません。例の市橋君が逃亡中にやっていたような生活。人間はそんなにあれこれ食べなくても生きていけます。砂糖と塩と水とビタミン剤くらいで生きていけるでしょう。

孤独を楽しめる性格ないし傾向は必須です。筆記用具も必携です。字は書いていないと本当に書けなくなって絶望します。手が動かなくなります。

寒くてよく眠れなかった

昨夜も眠れなかった。だんだんぶっ壊れていくようである。特に今年になってから、不眠や恐怖に悩まされることが多い。ネットを見ていると、いまやブログなど書く人は立派な人ばかりで、悩める人などはいないようである。何より、自分はしっかりした経済基盤があり、金にはまったく困っていないという人がほとんどだ。私のような最低辺は見あたらなくなっている。10年前は、もっと色々な人が勝手にブログを書いていた。ともあれ、私が行き詰まっているのは金がなくなってきたからだろう。金がない、金がほしい、というような叫びは、かつてはブログに書いても良かったことだが、今ではブログに書くことではなくなった。そんなことをブログに書こうと思う人もいない。SNSで十分だからだが。

とにかく今朝は寒くて面白くない。昨日も寒かったし面白くなかった。これから数ヶ月、生きるだけで過酷な日々を過ごしていかなければならない。こういう憂鬱を、甘いと思うだろうか。しかし旅の動機は昔からだいたいこんなものだろう。北欧、中欧のインテリが、イタリアに旅行したり、ヨーロッパからインドや太平洋の島に旅立ったり。日本でよく言われるように、「逃げはダメだ」などといっていたら、世界にツーリズムなんか存在していない。

こんど旅行に出て、帰ってきたら、それこそひどい立場になる。東海アマのほうが、ハッタリがきいて詐欺や与太話で無教養な愚民を集める芝居もできるので、この社会(人と金をどれだけ動かせるかだけが評価される)では、俺よりはるかに上の人。殿上人である。恥を知らないほど強いことはない。で、こんど帰ってきたら、ネットのアジア通たちがいちばん好んで叩くような立場になっていくのだろう。つまり、軽蔑すべきは金がないことである。今ある少ない金も徐々に失って、いずれは住むところもなくなり、ホームレスか生活保護に転落していく。アジア、特に東南アジアは、人種肌色現地身分を除けば金がすべての土地なので、そういう現地文化に率先して同化する卑しい日本人の代表であるアジア通、特にタイ通の連中は、ネトウヨ以上に、金がない人、貧乏人を軽蔑するのだ。いまネットで「タイが好き」と公言してるような連中は、必ず自分の懐の豊かさもひけらかしているだろう。

まあ、俺には関係のないことだ。ここまで来たらなるようにしかならず。日本は、いるだけで体も頭もおかしくなってくるところなので、出ていくほかはない。素晴らしい国なんですけどね。たぶん数百年後の歴史書にはほとんど記載されない痕跡になっていると思う。朝っぱらからこんなことを書いてるからダメなんだろうが、ダメだから仕方がない。もう少し温かいところに逃げたいだけです。